タグ:再生医療
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くも膜下出血は、脳卒中の中でも重症度の高い疾患です。急な頭痛を訴え、急いで救急車を呼んだが病院に着く前に亡くなってしまった、あるいは病院で懸命の治療を受けたものの、命を落としてしまった、そんなケースが少なくありません。どれくらいの人が、またどのような人が生き残ることができるのかについて解説していきます。
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脊髄損傷とは、私達の背骨のなかに走る神経の束である脊髄が損傷する事で、多くの場合、損傷した部位より下の部分の力や感覚、その他の身体機能に永続的な問題が生じます。しかし、いつの日か脊髄損傷の問題を克服することを目標に掲げ、研究を積み重ねてきています。そこで今回の記事では、脊髄損傷の治療についてご説明をします。
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完治は難しいと言われる脳梗塞ですが、早期の対応で治療確率は大幅に上がります。後遺症が慢性化していても、近年では再生医療による治療が可能です。脳梗塞が治る確率を上げるにはどうすれば良いのか、後遺症が慢性化すると薬やリハビリだけでの回復は難しくなりますが、近年では再生医療による後遺症の治療も可能になってきています。
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脳卒中の症状の軽い重たいに関わらず脳が何かしらのダメージを受けた以上は、その部分の脳の機能は二度と戻らないとされていますが、早くからリハビリをすれば他の脳の部分が補ってくれるようになっています。具体的には脳卒中を発症した直後を急性期、それから約半年間に渡る回復期に集中的にリハビリを行って機能回復を目指します。
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国内の先進治療による脳梗塞の再生医療は、現在治験中または治験の前段階です。その中で先行しているのが「札幌医科大学」と「北海道大学」の2校です。札幌医科大学では3~5年後の実用化を目指し、患者自身の細胞を使った再生医療製品の製造販売が厚労省から承認されました。
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今まで脳梗塞後遺症を改善するには、根気のいるリハビリを続けるしか方法はないと云われてきました。でも最新研究によって、幹細胞やiPS細胞、ES細胞などを用いて、傷ついた細胞を再生させる医療の総称として、「再生医療」が実用化に向けて進んでいます。
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SB623はサンバイオが開発を進める薬で、脳神経系の再生医療に用いることを目的に、遺伝子導入した成人の骨髄由来の間葉系幹細胞を培養して作られています。SB623を脳に移植することで、失われた神経機能を回復させる、脳の自然再生能力を誘発することが期待されています。
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今現在日本で、脊髄損傷はどれくらいの人々が、どれくらいの確立で受傷しているのでしょうか?そして、どれくらいの人がその後遺症に苦しんでいるのでしょうか?脊髄損傷は毎年あらたに4,000~5,000人の人々が罹患し、患者総数は約10~20万人と言われています。
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脊髄損傷は日本において毎年4,000~5,000人が新たに罹患し、その総患者数は約10~20万人と言われています。そして、その原因は交通事故や怪我によるものが多くを占めています。日常生活の延長線上に誰にでも起こりうる「脊髄損傷とその後遺症」についてご説明します。
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人間の体は、手足を動かすといった運動機能だけではなく、生きていく上で必要な呼吸や反射・体温調整・排泄などの指令を脳・脊髄の中枢神経で担っています。脊髄を損傷するということは、当然これらの機能に障害が出るということです。脊髄損傷はどのような原因で起こり、どのような転帰をたどるのでしょうか。
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