タグ:後遺症
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今まで諦めていた脳梗塞後遺症からの回復に、大きな希望を与えてくれるのがTMS治療です。
「箸を使えるようになった」「傘と杖を持って外出ができた」「仕事に復帰できた」などの喜びの声を聴くたびに、このTMS治療を広めて行きたいと願っています。
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国内の先進治療による脳梗塞の再生医療は、現在治験中または治験の前段階です。その中で先行しているのが「札幌医科大学」と「北海道大学」の2校です。札幌医科大学では3~5年後の実用化を目指し、患者自身の細胞を使った再生医療製品の製造販売が厚労省から承認されました。
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今まで脳梗塞後遺症を改善するには、根気のいるリハビリを続けるしか方法はないと云われてきました。でも最新研究によって、幹細胞やiPS細胞、ES細胞などを用いて、傷ついた細胞を再生させる医療の総称として、「再生医療」が実用化に向けて進んでいます。
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脊髄損傷は日本において毎年4,000~5,000人が新たに罹患し、その総患者数は約10~20万人と言われています。そして、その原因は交通事故や怪我によるものが多くを占めています。日常生活の延長線上に誰にでも起こりうる「脊髄損傷とその後遺症」についてご説明します。
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多くの細い血管が張り廻らされている脳ですが、心臓からその血管に血液が送られることで栄養や酸素を貰っています。でも、脳に届くまでの血管が何らかの原因で詰まってしまうと、脳細胞に栄養や酸素が届かなくなり、脳細胞が死んでしまいます。また一時的にでも脳への血流が途絶えると、一過性脳虚血発作(TIA)が起こります。
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脳卒中、その中で特に多くを占める脳梗塞は脳の血管が詰まって、運動機能や言語機能を司る脳の一部に酸素と栄養が届かなくなって、その機能が障害される病気です。年間約30万人が発症し、その多くは死亡または後遺症が残り、2025年には後遺症の要介護者が520万人にものぼると推定され、有効な治療法が求められています。でも、脳卒中が他と比較して治療が困難になる原因の一つは、「一度傷害された脳神経組織を再生させる治療法」が確立されていないことです。
そこで今、神経科学と幹細胞研究の進歩による先端医療「再生医療」が注目されているのです。
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タレントの松坂桃季さんが、NHK朝のTV小説「わろてんか」の中で脳卒中により倒れた話ですが、リハビリで片麻痺でも歩けるまで回復したのに、二度目の発症で亡くなってしまいました。残念な展開でしたが戦前の話なら仕方ないですね。一度目の発症時に適切な処置が取られ、しっかりした看護や介護がされていたら違った展開があったでしょう。
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リハビリは障害で生じた生活の不自由さを少しでも減らして、自分らしい生活を送るための訓練です。障害のなかった頃の元の状態に回復することを目指すのではなく、「一つずつ出来ることを増やす」「身の回りで、自分の出来る動作を増やす」など、焦らないで前向きに、自分の生活に合った目標を立てて、リハビリを継続することが大切です。
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脳卒中とは、脳が突然傷つくと云うことです。「卒」には卒業のような締めくくりという意味以外に、卒す、即ち死すと、云う意味があり、また、卒然(突然と同意)のように、にわかにと云う意味もあります。「中」には中(あた)ると云って、あたって傷が付くことを云います。多くの場合、何の前触れもなく脳で発症する急病です。
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