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脊髄損傷の原因を詳しく説明します
脊髄損傷は主に交通外傷や転落によって脊髄を損傷する病気です。脊髄は脳に情報を送ったり脳からの情報を臓器や筋肉に受け渡す機能があり、人体の中でも替えの効かない非常に重要な役割を担っています。どの高さの脊髄を損傷するかによって症状は様々ですが、基本的には高位での損傷ほど予後は悪いと言えます。 -
脊髄の構造と働きをわかりやすく解説
私たち脊椎動物の身体には脊髄という大きな神経の束が縦に走っています。脊髄は脳と身体を繋ぎ、触った感覚や熱いや冷たいなどの温度などを脳に伝えたり、脳から手や足、身体を動かすための命令を伝える働きをしています。この記事では、脊髄がどのような作りになっているのかやどんな働きをするのかについてわかりやすく解説していきます。 -
中心性脊髄損傷の原因や症状と予後について
中心性脊髄損傷は、頚部への外傷により脊髄の中心部が障害を受けることで生じる神経障害です。頚髄は内側が上肢、外側が下肢に向かう神経が走行するため、中心部が損傷を受けると腕がより強い影響を受け、麻痺や感覚障害などを認めます。若い人に発症すると比較的短期間で回復しますが、高齢者の予後はよくありません。 -
脊髄損傷が治る可能性について
脊髄が損傷を受けた結果、運動や感覚の機能が失われます。受傷部位や重症度によりその予後に違いがありますが、適切なケアを早期に開始し、かつ継続する事で機能回復の可能性があります。しかし生涯にわたり失った機能を取り戻すことができないこともあります。 -
脊髄神経のデルマトームをわかりやすく解説
デルマトームとはどの脊髄神経がどこ皮膚の感覚を支配するのかを模式的に表したものです。実際の臨床の場ではここまで感覚があって、ここからの感覚がないので、障害されれている脊髄神経はここだ!というようにデルマトームから脊髄神経の障害部位を推測したり、どこまで麻酔が効いているのかを確認するために使われることがありますね。 -
脊髄神経とその支配領域
脊髄神経は、わたしたちの体にとって重要な神経です。合計31組の脊髄神経が、運動、感覚、その他の機能を制御しています。脊髄神経は、さまざまな医学的問題の影響を受け、痛み、麻痺、感覚の低下などが起こります。その支配領域には多少の個人差がありますが、概ね全ての人で一致しています。今回は、脊髄神経について詳しく解説します。 -
脊髄損傷の症状と治療
脊髄損傷とは、私達の背骨のなかに走る神経の束である脊髄が損傷する事で、多くの場合、損傷した部位より下の部分の力や感覚、その他の身体機能に永続的な問題が生じます。しかし、いつの日か脊髄損傷の問題を克服することを目標に掲げ、研究を積み重ねてきています。そこで今回の記事では、脊髄損傷の治療についてご説明をします。 -
脊髄損傷に効果が期待できる再生医療の種類
今現在日本で、脊髄損傷はどれくらいの人々が、どれくらいの確立で受傷しているのでしょうか?そして、どれくらいの人がその後遺症に苦しんでいるのでしょうか?脊髄損傷は毎年あらたに4,000~5,000人の人々が罹患し、患者総数は約10~20万人と言われています。 -
脊髄損傷後遺症の症状とは?主な7つの症状を医師が解説
脊髄損傷は日本において毎年4,000~5,000人が新たに罹患し、その総患者数は約10~20万人と言われています。そして、その原因は交通事故や怪我によるものが多くを占めています。日常生活の延長線上に誰にでも起こりうる「脊髄損傷とその後遺症」についてご説明します。 -
脊髄損傷の原因は?現れる機能障害を医師がお教えします
人間の体は、手足を動かすといった運動機能だけではなく、生きていく上で必要な呼吸や反射・体温調整・排泄などの指令を脳・脊髄の中枢神経で担っています。脊髄を損傷するということは、当然これらの機能に障害が出るということです。脊髄損傷はどのような原因で起こり、どのような転帰をたどるのでしょうか。