要注意!急な眠気に襲われたら脳梗塞の前兆かも

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突然の眠気

《 目 次 》


脳梗塞は急に起こると考えている方がいるかもしれませんが、前兆があらわれることも少なくありません。
脳梗塞は命の危険や重大な後遺症を残すことがある病気であるため、前兆を見逃さず適切に対処することが大切です。
前兆としてさまざまな症状があらわれますが、その中のひとつに「眠気」があります。
このブログでは脳梗塞の前兆や後遺症としてあらわれる眠気などについてご紹介するので、万が一のときに役立ててください。

脳梗塞の前兆として眠気を感じることがある

急な眠気
脳梗塞は突然発症することが多いですが、前兆があらわれることもあります。
この前兆は一過性脳虚血発作と呼ばれ、一時的に脳への血流が悪くなることでしびれなどさまざまな症状が現れることです。
脳細胞がダメージを受ける前に血流が回復して元に戻るため、症状は数分~24時間以内に消えます。
しかし、血管が詰まりやすくなっている状態であることは変わらないため、一過性脳虚血発作が発症してから48時間以内に脳梗塞を発症しやすいことがわかっています。
眠気は一過性脳虚血発作の症状のひとつです。
もちろん眠気を感じたら全て脳梗塞の前兆ということではありません。
脳梗塞の前兆としてあらわれる眠気の特徴は、今まで経験したことがないような急激な眠気で、しびれやめまいなどの症状を伴っていることがあるということです。

頻繁に眠気を感じる方は脳梗塞の発症リスクが高い

寝不足で日中に眠気を頻繁に感じる方は、脳梗塞の発症リスクが高いことが分かっているので注意が必要です。
脳梗塞の一番の原因は動脈硬化と考えられています。
睡眠不足は体にさまざまな影響を及ぼしますが、動脈硬化の危険因子である高血圧や糖尿病の発症リスクを高めるという報告があります。
脳梗塞の発症リスクを抑えるために、睡眠時間を十分とることや睡眠の質を高めるように努めましょう。

睡眠時無呼吸症候群と脳梗塞の関係

睡眠時間を十分とっているにもかかわらず日中頻繁に眠気に襲われる方は、睡眠の質が低下していると考えられます。
睡眠の質の低下を引き起こす原因のひとつに睡眠時無呼吸症候群があります。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸状態を繰り返す病気です。
無呼吸のたびに脳が覚醒するため睡眠が浅くなり、十分な睡眠時間をとっているにもかかわらず寝不足状態になる傾向があります。
睡眠時無呼吸症候群の主な原因は、肥満で首や喉周りに脂肪がついたことによる睡眠時の気道の圧迫です。
ご紹介したように睡眠不足は脳梗塞の発症リスクを高めますが、肥満が原因で睡眠時無呼吸症候群を発症している方はさらに気をつけなければいけません。
食事の見直しや適度に運動をするなどして、適正体重を目標にダイエットすることをおすすめします。

脳梗塞の後遺症として眠気を感じることがある

突然の眠気
脳梗塞の前兆として眠気を感じることがあることはご紹介しましたが、眠気が後遺症としてあらわれることもあります。
脳梗塞により脳がダメージを受け機能の一部が失われてしまった場合、健康な方にとってはちょっとしたことをするときにも脳に負担がかかっています。
リハビリは失われた脳の神経回路をつなげようとすることであり、脳への負担が大きく疲れて眠くなってしまうといわれています。
また脳梗塞発症後は、後遺症による肉体的な不自由さや将来に対する不安などで大きなストレスがかかっている状態です。
そのため夜に十分な睡眠がとれず、日中に眠気を感じる方もいます。
リハビリが進み、精神的にも安定してきたら徐々に眠気を感じることも減ってくるでしょう。
しかし、眠気が長期間続いたり強すぎたりする場合は、主治医に相談することをおすすめします。

しびれ、よだれ、怒りっぽいなどの脳梗塞の前兆をチェック

怒りっぽい
一過性脳虚血発作があらわれてから適切な治療を行えば、多くの方の脳梗塞を防げたという報告があります。
そのため、一過性脳虚血発作の早期発見・治療は大切です。
代表的な症状をご紹介するので、万が一のときのためにチェックしておきましょう。

運動障害
片側の手足が麻痺し思い通りに動かせなくなった状態です。
顔面に麻痺が起こると食べ物が口からこぼれたり、よだれが垂れてしまったりすることもあります。
感覚障害
片側の手足がしびれるもしくは感覚が鈍くなった状態です。
物に触っても普段のような感覚がない、手がしびれているといった症状があらわれます。
言語障害
言葉が出にくくなる、呂律が回らなくなった状態です。
言いたいことが言えない、正確に発音できない、言葉が理解できないなどの症状があらわれます。
視力障害
片方の視力に異常が起こった状態です。
片目がぼやけてみえる、白っぽくかすむなどの症状があらわれます。
視野障害
視界の一部が見えなくなった状態です。
片側のものが見えない、視界の縁が見えなくなるなどの症状があらわれます。

この他にも眠気やめまい、頭痛、怒りっぽくなるなどさまざまな症状があらわれるため、おかしいと感じる症状があらわれたときは、すぐに医療機関で受診するようにしてください。


脳梗塞の前兆を見逃さず早めに対処しましょう

脳梗塞と眠気の関係や前兆についてご紹介しました。
脳梗塞は命の危険や重い後遺症が残ることがあるため、発症しないように予防することが最も大切です。
前兆を見逃さず適切に対処することで、脳梗塞を防げる可能性があります。
万が一のとき大切な人を助けることにつながるため、前兆としてあらわれる症状をチェックしておきましょう。

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ニューロテックメディカル

       貴宝院 永稔【監修】脳梗塞・脊髄損傷クリニック 銀座院 院長 再生医療担当医師
ニューロテックメディカル代表
《 Dr.貴宝院 永稔 》
大阪医科大学卒業
私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。

脳卒中ラボ管理人

投稿者プロフィール

脳卒中・脊椎損傷や再生医療に関する医学的見地から情報発信するブログとなっております。
それらの情報に興味のある方、また現在もなお神経障害に苦しむ患者様やそのご家族の方々に有益となる情報をご提供して参りたいと考えております。

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