生活習慣病を予防する!医師が教えるデトックスに最も効果的な食べ物10選

NTM_banner
フルーツJでデトックス

「デトックス(Detox)」は英語訳では「解毒」を意味し、日本語では「浄化」「毒出し」と同じ意味に使われ「体に溜め込んだ有害物質や毒素を排出することで、健康を取り戻す」と云う考え方で共通しています。
デトックスによって身体に溜まった毒素を取り除き血流を良くすることは、脳梗塞の発症に大きく関与する生活習慣病にとっても効果的に働くことになります。

デトックスで生活習慣病を予防する

あーまずい!青汁

体調不良の原因は「毒」かも

なかなか抜けない疲労感!
肥満や肌荒れ!
ちょっとした痛みや重み!
近頃物忘れが多くなった!
便秘や下痢!

こんな体調の不良の原因は、ストレスや運動不足、不規則な生活や食事?
いや、もっと怖いのは、知らず知らず、少しずつ体に溜まっていく「毒」かもしれませんよ。

普通の生活にある「毒」

金属
普通に生活しているだけなのに、いや、むしろ現代だからこそ、普通にあなたの身体が蝕まれ汚染されていくから怖いのです。
外では排気ガスや紫外線、土壌からはダイオキシン、タバコは勿論、何気なく使っている化粧品やシャンプー、ピアスや歯の詰め物にだって、身体に「毒」になる成分が使われているのです。

中でも深刻なのが毎日口にする飲食物です。

有害重金属を多く含む食品

ニッケル・カドミウム タバコ(煙)
水銀 魚介類(特に本マグロ、メカジキ、ブリ、キンメダイ)
アルミニウム プロセスチーズ、ふくらし粉、ピクルス、漬物(ミョウバン使用)、チョコレート
水道水
ヒ素 防腐製品、井戸水、貝類
ナッツ類、キノコ類、大麦、アボガド、黒糖、贓物

※特に日本人は「水銀」「ヒ素」の蓄積量が多いと云われています。

有害金属蓄積チェック

毛髪ミネラル検査」と云うものがあり、血液や尿よりも体内のミネラルバランスを正確に知ることが出来ます。
因みにベートーベンの死因が鉛中毒だと分かったのも、毛髪分析によります。
【検査項目】有害ミネラル(水銀、カドミウム、鉛など6種類)と、必須ミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛など20種類)

有害物質を排出する体の各部の割合

排出割合 解説
便 75% 胃腸のバリアが強いと、有害物質が体内に吸収されずに体外に排出されます。便秘の人は体内に長く留まるため、吸収されます。
尿 20% 血液が腎臓内を循環する間に、要不要のふるいにかけられ、不必要な老廃物として、余分な水分と共に排出されます。
3% 運動に関係なく、人は1日1リッターの汗をかきます。デトックスでは皮脂腺からの汗がポイントになります。
1% 体内の有害物質が髪に留まって、ゆっくりと排泄されます。
1% 毛髪同様ゆっくりと排泄され、およそ3ヶ月かかります。

デトックス効果の高い食べ物

スムージー
断食やヨガ、岩盤浴などいろんな方法で、毒素や老廃物を体の外に出してデトックス効果を得ることが出来ます。

デトックス効果

新陳代謝を活発にする
免疫力を高める
血液・リンパの流れをスムーズにする
自律神経を整える
不要なものを排泄する
栄養の吸収を高める

これらの効果によって、アレルギー体質改善、むくみの解消、老化防止、ストレス緩和、肩こり、風邪防止、不眠症解消、美肌などと共に、生活習慣病の改善も期待できます。

効果の高い食べ物10選

ヨガや岩盤浴だけが、デトックス効果を得られる方法ではありません、一番身近な食べ物でもその効果を得られるのです。
と云うのは体の中の毒素の9割が便や尿として排出されるからです。
肝臓と腸が毒素を排出する役割のほとんどを担っているので、食べ物によってその機能を向上させることは大切なことなのです。

① 緑黄色野菜ほうれん草やトマト、ブロッコリーなどの緑黄色野菜は、ビタミンや食物繊維が多く含まれ、腸の働きを助けて、ストレス緩和に役立ちます。
ビタミンは熱に弱いので、生のままか、スープやスムージーで栄養素を逃がさないように食べましょう。
② 海藻類わかめやひじきなどの海藻類は、ビタミンやミネラルが豊富で、カルシウムまでも摂れます。
腸に溜まった毒素を吸着して排出し易くしてくれるので、腸のデトックスとしては最適です。
③ さんま、ぶり、さばなどの青魚:毒素が血液に溜まると、全身に毒素が巡ってしまいますが、これらの青魚はDHAやEPAを多く含み、血液をきれいに保ち、動脈硬化や脳卒中の予防に役立ちます。
血液をきれいに保つことで、体中のデトックスに役立ちます。
効果をより高めるには、スムージーやスープなど、栄養を丸ごと摂ることが大事です。
④ 玄米:マグネシウムや食物繊維が豊富なことで、肝機能を強める解毒作用があります。
毎日のご飯を精白米から玄米に替えるだけで、デトックス効果が得られます。
⑤ にんにく:白血球を増加させる「アリシン」を含むにんにくは、抗ウイルス性や抗菌性の高い天然の解毒剤の食材なのです。
また、疲労回復効果もあるので、定期的な摂取がよいでしょう。
⑥ 玉ねぎ:血流を良くし、肝臓の毒素を掃除する働きが玉ねぎにはあります。
スープでも生で食べてもよい、比較的摂り易い食材です。
⑦ クレソンビタミンBや亜鉛、カリウムが多く含まれ、体内の毒素を利尿作用で排出する食材です。
⑧ レモン免疫物質を含むレモンは、体内の病気の原因となるものを排除する滅菌作用が強い食材です。
朝にレモン1切れ入れた水を飲むだけでも、デトックス効果が期待出来ます。
⑨ しじみ:肝機能を強めるしじみの味噌汁を、飲み過ぎた日の翌日にいただくと、肝臓の働きを助け、二日酔いの改善に役立ちます。
⑩ りんご:りんごは食物繊維やビタミンが豊富で、「フロリジン」と云う抗酸化物質が多く含まれます。
フロリジンによって、胆汁の生産を助け肝臓の働きを高めるので、不要な毒素を排出し易くなります。

有効なデトックス方法

発汗:岩盤浴、サウナ、ゲルマニウム温浴、半身浴
食事療法:解毒作用の高い食材を摂りましょう。
タマネギ、ニンニク、ネギ、ニラ、アスパラガス、アボガド、コリアンダー、ほうれん草
運動療法:新陳代謝をアップさせるヨガ、汗をかくホットヨガ、また、血行促進に筋肉マッサージもよいです。
サプリメントの摂取:解毒作用のあるサプリメントの摂取。アセチル-Lシステイン、亜鉛、α-リポ酸、L-メチオニン、グルタチオン、ビタミンB群、クエン酸、L-カルニチン
水をたくさん飲むこと:ミネラルウォーターを出来れば1日2ℓ飲みましょう。
アロマテラピー:老廃物排出効果のあるジュニパー、毒素排出効果が高いフェンネルなど。
ハーブティー:利尿効果があるハーブティーで毒素を排出しましょう。
ルイボスティー:抗酸化作用があり、便の状態を良くします。
フェンネル:腸内ガスの排出を促進し、発汗作用があります。
アルファルファ:老廃物の排出を助けます。
キレーション(デトックス点滴):医療機関で実施するデトックスのキレーションは、合成アミノ酸の一種のキレート剤(EDTA、DMSAなど)を点滴し、人体に不要な有害金属を体外に排出させる働きを促す治療方法です。
「キール」とは、ギリシャ語で「カニのはさみ」と云う意味で、キレーション治療では、合成アミノ酸の金属原子をカニのはさみのようにつかみ取ります。
尿と共に体外に排出されることで血液が浄化され、血流が増して体内の臓器機能が正常化し代謝機能を回復させます。
免疫機能の改善や強力な抗酸化作用によって細胞の老化予防も期待出来ます。
アメリカでは50年の歴史があり、約2,000の施設で年間80万件のキレーション療法が行われています。
キレート剤の経口投与も試されましたが、消化管からではキレート剤が吸収され難いと指摘されました。
キレート剤の血中濃度が一時的に高濃度に上昇した方が効果が高いと云われ、点滴が一番適した方法となっています。
腸内環境の整備:毒素の75%は便から排出されるから、腸内環境を整えてよい便を出すことは重要です。
ヨーグルトや乳酸菌サプリメント、食物繊維を摂りましょう。
【不溶性食物繊維】:水分を含んで膨張し、消化酵素の分泌を促進し、便量が増えます。
玄米、ゴボウ、大豆類の豆類、根菜類、しいたけ、まいたけ、しめじ、ごま、ココア
【水溶性食物繊維】:腸内で発酵し、善玉菌の増加を促進し、栄養素を吸収して、腸管吸収速度を緩やかにします。
リンゴ、柿などの果実類、海苔などの海藻類、コンニャク、マンナン、ペクチン
【動物性食物繊維】:食品添加物などの毒素やコレステロールなどを吸着して排出します。
キチンキトサン、コラーゲン

心にも、デトックス

ストレスを溜めない

ストレスの影響

ストレスは環境に自分を合わせようとして、心や体に無理な力が加わることで生じます。
現代のストレス社会では、溜め込んだストレスを消化・処理できずに、不調を訴える人が増えています。
ストレスの症状は、頭痛や胃痛、不眠に肌荒れ、便秘や肩こり、めまいにだるさ、月経不順から落ち込み、イライラなど、人によってそれぞれ、大きな病気のきっかけになることもあります。
ストレスによる過食で太ってしまったり、過食ほどではなくてもストレスを感じた体の防御反応から、危機に備えてエネルギーを溜め込み太り易い体質になることもあります。

ストレスを溜め易い体質

ストレスを感じ易い人や、ストレスが溜まった時に症状に現れ易い人は、自分を労わったりストレスの元を遠ざけたりなどの対応策がとれるから、ストレスとは付き合い易いタイプで、それ程心配はいらないかもしれません。
では一番注意が必要なのは、ストレスを受けているのに、それに気づかない人、ストレスを感じ難い人なのです。
このような人は、何かがきっかけとなって、突然大きく心身の調子を崩すことになるからです。
次に挙げるタイプの方は、無理を続けていないか、時々チェックしてみましょう。

【ストレスを溜め易いタイプ】
物事の捉え方に柔軟性がなく、融通が利かない
真面目で責任感が強い
完璧主義者
何でも自分でやらないと気が済まない、人任せにできない
他人の評価がいつも気になる
「自分にはストレスなど無い!」と思い込んでいる

このように書いているだけでも、自分に思い当たるものが2〜3つありましたが、あなたはどうでしたか?
心のデトックスも健康には非常に大事ですね。

日本人は三白を出来るだけ避けることが大事

三白害(白米、白砂糖、精製塩)については、他の稿でも紹介しましたが、現代の日本人にとっては避けて通れない健康問題となっています。
白米
ヒトが不足気味のビタミンやミネラルが多い糠の部分を、玄米から取り去った白米には、日頃摂り過ぎの糖質とタンパク質が多い分、余計に体に良いわけありませんよね。
白砂糖
茶色っぽい粗製糖を精製して、ショ糖(ブドウ糖と果糖が化合したもの)になりますが、その過程でビタミンやミネラルが全て除去されます。
味を調え、使い勝手は良くなっていますが、食品としては望ましいものではなく、防腐剤としても使われています。
細菌が求めるミネラルを除去した白砂糖なら、増殖しないので保存が利くということで、砂糖漬けのドライフルーツに利用されているのです。
精製塩
各種ミネラルからなる「にがり」を取り除いた精製塩でも、白砂糖と同じ結果になります。
塩化ナトリウムだけを取りだした「粗製塩」では、まだ「にがり」が付着しているので、ミネラルを求めて雑菌が繁殖しますが、精製塩なら梅干しのように、塩漬けとして防腐剤使われます。

以上のように、ヒトに有効なビタミンやミネラルを全部取り去った、「三白」には害があることを理解して日常の食生活に気を配ることが大事です。

いかがでしたか、現代社会に生きる私たちにとって、デトックスと三白を避けた食生活を心掛けることは、必要不可欠な条件になって来ているのです。
是非、参考にしてみてください。


脳卒中・脊髄損傷、再生医療に関するご質問・お問い合わせは、
こちらのメールフォームよりお願いします。


脳卒中や脊髄損傷など再生医療に関する情報はこちらでもご覧頂けます。
ニューロテックメディカル

貴宝院 永稔【監修】福永記念診療所 部長 再生医療担当医師 ニューロテックメディカル代表
《 Dr.貴宝院 永稔 》
大阪医科大学卒業
私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。

脳卒中ラボ管理人

投稿者プロフィール

脳卒中・脊椎損傷や再生医療に関する医学的見地から情報発信するブログとなっております。
それらの情報に興味のある方、また現在もなお神経障害に苦しむ患者様やそのご家族の方々に有益となる情報をご提供して参りたいと考えております。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

脊髄損傷への再生医療の効果

脳卒中の早期発見リスト「FAST」

ピックアップ記事

  1. 低周波治療

    2021-9-13

    他のリハビリとの併用が効果的!脳梗塞の電気刺激法とは?

    脳梗塞・脳出血の後遺症でリハビリが順調な方でも、手の肘が真っ直ぐに伸びない、気が付いた時には肘が曲が…
  2. 脳卒中の危険な前兆を発見

    2018-10-14

    絶対放置NG!脳卒中の危険な前兆を知って早期発見!

    脳卒中は日本人に大変多い病気で、日本人死亡原因第一位の時代が長く続きました。 現在でこそ、がんや心…
  3. 再生医療の実情

    2019-2-7

    脳梗塞の再生医療の実状

    現代、高度に医療が発達してきましたが、それでも脳卒中を始めとする生活習慣病は増え続け難病も数多くあり…

患者様からのよくあるご質問- YouTube

福永記念診療所・再生医療

再生医療.or.jp

再生医療専門クリニック

福永診療所

【大阪】福永記念診療所

東京銀座福永クリニック

【東京】東京銀座福永クリニック

リブラささしまメディカルクリニック

【名古屋】リブラささしま

各種お問い合わせ

脳卒中・脊髄損傷、再生医療のご質問・お問い合わせはこちらから
contact

ブログランキング

にほんブログ村 病気ブログへ

にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ

にほんブログ村 病気ブログ 脳・神経・脊髄の病気へ

にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ

おすすめ記事

  1. 脊髄損傷が治る可能性について

    2022-1-5

    脊髄損傷が治る可能性について

    脊髄が損傷を受けた結果、運動や感覚の機能が失われます。受傷部位や重症度によりその予後に違いがあります…
  2. 適切な水分補給で脳梗塞を予防

    2021-10-20

    秋や春も注意!適切な水分補給で脳梗塞を予防しましょう!

    夏の脳梗塞には高齢の方が特に陥りやすい水分不足や脱水に原因が隠れています。65歳以上が占める割合は、…
  3. サイトカイン免疫と炎症および新しい治療法

    2022-2-15

    サイトカインによる免疫と炎症そして新しい治療法

    細胞同士の情報伝達をするサイトカインが、体内で行っている役割について解説します。炎症を調節し、免疫系…
ページ上部へ戻る
error: Content is protected !!